素敵なひと時

コンタクトレンズの可能性が広がる

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視力の低下は、成長期の子どもたちの心身にも悪影響をおよぼしがちです。
子どもが近視にならないように親が生活面でいろいろな配慮をすることが大切でしょう。
視力の低下は本人の自覚がないまま進行することが多いです。
とくに近視の場合は、本人がそれほど自覚しないまま進行し、教師や友人に指摘されてはじめて気づいたり、体格検査などによって明らかになることが多いようです。 視力の低下を放置すれば、ものがよく見えないことがストレスとなってイライラしたり、注意力や集中力が減退すれば成績も下がり、結果的に勉強嫌いにすることも考えられます。
実際、「視力低下は、学業に支障をおよぼす」と多くの学校医は断言しています。 子どもたちにとってめがねをかけることは、大人たちが考える以上に精神的負担となることも知っておく必要があります。
この傾向は低学年ほど強く、小・中学生では「はずかしい」「かっこう悪い」などメガネに抵抗感を示し、仲間から奇異の目で見られる不安や心配などが行動を消極的にし、性格を暗くする原因にもなっています。 近視が遺伝するかどうかは議論のあるところですが、現在、遺伝による先天性の近視は、3〜5%ほどではないかと考えられています。
生まれながらに視力が悪いというのはむしろまれなケースで、95%以上は生活の仕方や環境、病気や怪我などが原因の後天的なものです。 目のしくみはよくカメラにたとえられますが、構造は複雑でとても精巧にできています。

疲れ目やドライアイなどを予防するためには、目についてある程度の知識を身につけておくことも必要です。 目は医学的にいうと、眼球を中心に筋肉、まぶた(瞼)、まつげ(捷毛)、涙腺などの付属器管と、情報を脳に伝える視神経を含めた「視覚器」をいいます。
目の構造はよくカメラにたとえられますが、とてもよく似ています。 つまり、水晶体はレンズ、虹彩は絞り、網膜はフィルム、眼球を取り囲む膜はボディ、まぶたはレンズキャップというわけです。
そして、網膜の映像は視神経(視覚伝導路)から脳に送られ、ここで見たものを意識して見ることになります。 脳はいわば現像所の働きをし、目の視覚情報を焼きつけて映像を判断するわけですが、そのしくみはとても綿密で精巧にできています。
地球上の生物は、生きるための手段として、外界の情報を知るのに必要な、いろいろな感覚器官を身につけています。 人にも「五感」と呼ばれる視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚が備わり、重要な役割を果たしていることは、皆さんもよくご存じのとおりです。
こうした感覚器官は、どれが欠けても不自由しますが、とくに目からは外界の情報の80%を得ているといわれ、そうした意味でもいかに目が私たちにとって重要であるかが理解できます。 目は人によって、位置、大きさ、形などが異なり、人種により色にも違いがあります。
しかし、こうした相違はあくまで外見上のものです。 強いてあげれば、目の色により、光の吸収率などに少しの違いがありますが、基本的には目の構造と働きは全人類に共通したものです。

目は脳と密接な関係にあり、両眼で見ることで外界のものをより完全な像としてとらえます。 「目」の定義は、簡単なようで本当は難しいことです。
一般的な意味はものを見る器官としながらも、目は神経や脳との関連性も高く、厳密にはその範囲と構成のとらえ方で学者の意見に相違があります。 ふだん私たちは目を外側から見ているだけで、その全体像を見ることはありません。
目は眼球を中心に成り立っていますが、大部分は内部に隠れています。 眼球は、直径約24ミリ、重さ約75グラムの小さな丸い形をした、唯一ものを見るための臓器です。
前面は頭蓋骨の外に露出していますが、内部にはものを見るためのしかけがあり、後方にある視神経は脳組織とつながり、映像を伝える役割を果たしています。 眼球は角膜、強膜、脈絡膜と呼ばれる3層の外壁膜で覆われ、この膜によって保護され、一定の形が保たれています。
各膜の特徴と働きは次のとおりです。 角膜は眼球の正面にある透明の膜で、表面は外気にさらされ、まぶたに接しています。
一般的には、黒目の部分を「角膜」と呼んでいます。 厚さは約0.5ミリと薄く、おもに「コラーゲン」と呼ばれる物質でできています。
角膜のおもな働きは、外の光をとり入れ、屈折させて目の奥(眼底)に集めることです。強膜は角膜に接続し、黒目を取り囲むように眼球を覆っています。
強膜は不透明な白い膜で、ふつう白目の部分を強膜と呼んでいます。 膜の厚さ、成分ともほぼ角膜と同じです。
脈絡膜は脈絡膜は強膜の内側にあり、角膜や強膜とともに眼球をしっかり包み込み、目の内圧(眼圧)を支え一定の形に保つ働きをしています。 脈絡膜には血管が多く、網膜に酸素と栄養を補給し、色素に富むためカメラの暗箱の働きもしています。

眼球には、光量を調節したり、光を屈折させて奥にある網膜に像を結ぶ機能が備わっています。 各部分の働きは次のとおりです。
虹彩・瞳孔は目を前から見ると、中心に黒い部分がありますが、これが瞳とも呼ばれる「瞳孔」です。 そして、瞳孔の周りを囲む丸い茶褐色の部分を「虹彩」といいます。
瞳孔は光の通り道で、虹彩は瞳孔の大きさを調節し、目に入る光の量を加減する、いわばカメラでいう絞りの役割を担っています。 日本人の場合、虹彩の色は茶(黒)褐色ですが、人種によって青色や黄色などがあります。
色の違いは、虹彩に含まれるメラニン色素に関係があり、日本人は多く白人は少ないためにこうした違いが生じます。 水晶体は瞳孔を通過してきた光を屈折させ、眼底と呼ばれる網膜に像を結ぶ、いわば目の中のレンズの役割を果たしています。
水晶体は凸レンズの形をしていますが、弾力性に富み、近くや遠くを見ることでその厚さを変化させます。 近くを見るときは厚くなり、遠くを見るときは薄くなって焦点を調節します。
ちなみに、カメラはレンズを前後させてピントを合わせ、魚類もそうしてピントを調節しています。 毛様体は、水晶体の周りを取り囲む組織で、水晶体を支え位置を固定する働きをします。

そして、毛様体につながる「毛様小帯」と呼ばれる筋肉が伸縮することで、水晶体の厚さが調整されます。 硝子体は、水晶体の裏側に広がる無色透明の99%が水分の流動体です。
生卵の白身のようなゲル状の物質で、網膜への光の通り道になっています。 眼球の3分の2以上を占め、眼球を丸く保つとともに、網膜を傷つけないためのクッションの役割も果たしています。
前房は角膜と虹彩の間、後房は虹彩と水晶体の間をいい、いずれも「房水」と呼ばれる水で満たされています。 房水は、毛様体から後房に分泌されて前房へ流れ、水晶体や角膜を保護するとともに、活動に必要な酸素と栄養素を補給しています。
そして、不必要なものは、隅角から目の外に排泄されます。 網膜は脈絡膜の裏側にあり、角膜から入ってきた光を感じて像を結ぶ、カメラでいえばフィルムに相当する部分です。
膜は0.1〜0.2ミリと非常に薄く、10種類の層からできていて複雑な構造をしています。この層には、悍体や錐体と呼ばれる細胞があり、光を微妙にとらえ映像を結ぶ働きをしています。

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